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IELTSスコアの変遷 4.5 → 6.0

今まで、大変でした。ホント。1年前のアイ、マイ、ミー状態から、よくここまで来たなと思います。記憶の範囲内では、スコア変遷は、こんな感じです。

2009年9月

退職後、IELTSの初受験。まだ試験の全容がわからず四苦八苦。
感想は、

Listening
何を言っているのか、さっぱり。Section1の数字問題をとにかく集中して回答する。

Reading
こんなに読めるわけないじゃん。めちゃくちゃ時間をかけて一つの記事を読むので手一杯。

Writing
問題文の読み込みで手一杯。何を書けばよいのかわからず、沈没。

Speaking
沈黙こそしないものの、幼稚園レベルと思われる英語を炸裂させる。

そして結果、、


L5.0 R4.5 W4.0 S 5.0 Overall 4.5


まぁ、初めてだし、こんなもんでしょ。と自分を納得させ、旺文社のFORESTとDUOをひたすらやる。 ちなみに、このときのTOEICは、550点くらい。

2009年12月

そろそろ就職しなさいと、親からも説得されかねないので、ここで一発いいスコアを
取らなくてはと、気負っての受験。Forestで文法はもう大丈夫。DUOも3回転させ、単語もほぼ覚えた。過去問も何回かやり要領もわかってきた。結果は、、

L5.5 R6.0 W5.0 S5.0 Overall 5.5

スコア1.0UP。意外に取れてるし。感想としては、嬉しいけど、まぁあれだけ頑張ったからと、自分としては妥当な数字。 ちなみに、この直前に受けたTOEICは660点。 3か月前と比べて、110点up!意外と、順調な伸びを見せた。フルタイムで学校に通った成果が出た。

このときの感触は、

Listening
相変わらず部分的にしか聞こえないけど、Section1.2であれば、だいぶ内容は掴める。

Reading
詳細な部分はわからずとも、時間をかければ内容を把握することは可能。あとは、大航海時代の話で、読んでいて面白く、自分にフィットした。結果、回答も比較的スムーズにできた。ただし、3番目の文章は、時間がなく、沈没。

Writing
何を書けばよいのかわかったけど、時間が圧倒的に足りない。書けねぇー。

Speaking
傾向はわかってはいるが、質問の内容によっては、全く話すことができない。


2009年2月

そろそろ6.0が取りたいと思いつつ、色々と対策を施しての受験だったが、、

L6.0 R6.0 W5.5 S5.0 Overall 5.5

惜しい。実に惜しい。スピーキングで5.5が取れてれば、、6.0だったのに。。しかし、スピーキングは全然、上がらんな。 1月から始めたレアジョブを1日2コマ取り、特訓しまくる。

このときの感触は、
Listening
相変わらずSection3,4がキツイけど、慣れもあり、事前に問題に目を通して、その部分に集中して答えるというテクニックが身についた。内容を掴めるSection1,2で得点を稼ぎ、Section3,4はキーワードで拾っていき得点を積み上げる感じ。

Reading
リーディングのスピードは上がらず。2つの記事しか読めないが、回答したうち、正解率は9割ほど。たぶん、これは性格が出ている。一つ一つ、解くようにして回答している。ただ時間がかかるので、6以上のスコアは望めなさそう。もう一つスピードが遅い原因は、読む絶対量が足りないので、英語がナチュラルに入ってこないことだ。

Writing
およそ時間内に書き終わることができるけど、書き方がワンパターン。

Speaking
だいぶ慣れてきて途中まで順調だったけど、一回引っかかり、会話が止まってしまった。失敗だ。

2009年4月
だいぶIELTSのノウハウも掴めてきたところ。最低6.0。できれば6.5も。。
なんて甘い考えで受験。結果は、

L6.0 R5.5 W5.5 S6.0 Overall 6.0

一応希望通り、Overall 6.0。しかし、あれだけライティング練習したのにな。なかなか伸びません。
スピーキングが、ここで一気にスコアを挙げて5.0→6.0。 しかしなぜか、リーディングが落ちた。。ちょっとショック。 幸いにも、このスコアで、プレセッショナル経由で、大学院入りが可能なので、
ここで、IELTSは対策は終了。 振り返ると、長い道のりのようで、意外とアッサリと伸びて行ったなという感じ(4.5 →6.0 TOEICで言うと 200点の伸び”!)。 要は、誰でも1年ぐらいの準備期間があれば、大学・大学院留学できるということだと思います。問題なのは、そう行った後なんです。。

このときの、感想は、

Listening
前回からさほど成長なし。

Reading
相変わらずスピードがつかない。それにちょっと苦手なトピックだったかも。

Writing
ほぼ書き終わるのだけど、使用できる表現が限られているのか、高得点に結びつかず。

Speaking
つまずくことなく、無事終了。回答中は、文法ミスに気を付け、不要な減点をなくした。ほぼ3か月間毎日話していたので、ある程度、自信もついてた。



(対策についてまとめ)

Listening
とにかく慣れなので、テキストや過去問で練習すること。日々、英語を聞くこと。これに限ります。僕は、IELTSシリーズをミュージック代わりに聞き、あとはテキストや過去問で練習してました。Section3,4は聞こえなくとも、事前に見てキーワードを見ておいて、そのポイントが流れてきたところだけ集中して聞く感じで、回答できる可能性があります。こうすることで、実力以上にスコアがでる可能性があります。

Reading
これは、テクニックもありますけど、なんでも良いので英文を何回も読む練習をすることではないのでしょうか。別にIELTSでなくても、普段から英語の教材を読むことでだいぶ抵抗をなくすことができると思います。例えば、BBCとか芸能ネタでもいいと思います。僕は、苦手でした。じっくり読んでしまい、記事2つ目までしか読めませんでした。これは他を参考にされた方がよいと思います。ただ、僕と性格が似た人がいれば、じっくり読んで正解率を上げることで、スコア6を取ることは可能であることを付しておきます。もちろん、3つ目は、適当にマークをして、数点取りに行きます。

Writing
Section1はコツがあるので、回答見本の表現を暗記して使いこなすことが大事だと思います。increase,decrease, rise to, decline などの基本表現はもとより、a low of 1.5%とか、with its showing the highest at 25% とかの基本表現+αを覚えることが6以上取るには大事だと思います。全部を覚えられなくても、自分なりに好きな表現を使いこなせるようになっておくと良いと思います。It had increased at a fairly modest pace over the period. みたいな感じでおおまかな流れを言った後で、具体的な数字を入れ込むと良いと思います。これはSection2でも同じですが、最初におおまかな流れを説明することが大事です。これは大学院に入ってからも重要なストラクチャーです。

ちなみにお奨めのセクション2用のストラクチャーは、こんな感じ。

1、まずイントロで一般論を述べた後、何が問題なのか述べる。
2、問題点に対する肯定とそのサポート。事例使用のこと(なぜそうなのか?)。
3、問題点に対する否定とそのサポート。事例使用のこと(なぜそうなのか?)。
4、分析し、結論 (確かに、こういった否定要素もあるが、こういう理由で自分は肯定だ。)

これはIELTSの本ではなく、アカデミックEnglishの本を見て勉強をするのがいいかもしれません。特にスコア6.5以上を狙うのであれば。お奨めはWriting Academic English Level 3-4。最初のChapter1だけやるのでもいいと思います。Paragraph structureで構成を学んどけば応用が効きます。何がトピックセンテンスで、何がサポート、コンクルーディングセンテンスなのか。ただ思ったことを、つらつら書くのではなく、英語の論理構成で記述することが、高得点ゲットのためには必要と思います。

Speaking
これは、ズバリ話すのに慣れることでしょう。毎日話しましょう。レアジョブあたりなら格安、月5000円程度です。英語の思考回路にすることと、無理に日本語表現を訳して使おうとしないことです。もともと言語の性質が異なるので、そもそも自分が知っている表現が英語でできない可能性もあります。ここは無理をせずレベルを下げても、内容を伝える訓練をしておくかことが大事だと思います。

原動力となった教材は、別ページで紹介しています。


以上。

1 comment:

  1. こんにちは。サザンプトンのビジネススクールを目標に準備をしています。今、Overall 6.0(L6.0 R6.0 w5.5 S6.0)なのですがこれでもPre-sessional経由なら行けるものなのでしょうか?仮に行けたとしてPreからだとVISA2回申請しなきゃなんですよね?

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